なぜ当社は新卒の挑戦を歓迎するのか?代表が語る失敗を恐れない組織文化

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最終更新日:2025年11月19日 15:22(水) JST
執筆者:オウンドメディア編集部
監修者:AIマーケティング事業責任者
読了時間:約7分

挑戦する文化の源泉とは?

当社には、年次や役職に関わらず「良いと思ったらまず実行する」という挑戦を推奨し、その行動を評価する文化が根付いています。

A(インタビュアー):本日はよろしくお願いします。先日、新卒1年目の社員が「社内ツールで細かい情報発信をしても良いのか迷ってしまう」と話していました。若手ならではの遠慮があるようですが、代表はどのようにお考えですか?

B(代表):結論から言うと、「良いと思ったらやればいい」ですね。もちろん、大多数に迷惑をかけるようなことは避けるべきですが、基本的にはトライアンドエラーを推奨しています。なぜなら、何もしないことによる機会損失のほうが、会社にとってはるかに大きな問題だからです。

A:機会損失、ですか。

B:はい。良いアイデアを思いついても、遠慮して発信しなかったら、それはゼロ以下の価値しか生みません。たとえ発信した内容に対して「それは違う」という意見が来たとしても、その時点で修正すればいいだけです。挑戦したという行動自体が評価されます。成功すれば大きく、うまくいかなくても行動した分は必ずプラス評価になる。何もしなければ評価はゼロか、場合によってはマイナスです。

企業の前提条件は3〜5年で大きく変わります。だからこそ、その時々で「正しい」と思ったことをスピーディーに実行することが何より重要だと考えています。

このように、当社では個々の挑戦を尊重し、行動そのものを評価する仕組みが組織の成長を支えています。だからこそ、若手社員にも臆せず自分の考えを発信してほしいですね。

なぜその哲学が生まれたのでしょうか?

代表が過去に経験した「頑張りが正当に評価されない」という理不尽な体験が、現在の挑戦を尊ぶ組織文化の原点となっています。

A:「挑戦した人を必ず評価する」という考え方は、どのような経緯で生まれたのでしょうか?

B:私の社会人1年目の経験が大きく影響しています。新卒で入社した大手通信会社で、インターネットシステムの大型案件を受注し、新人ながらMVPを獲得しました。しかし、その裏では一部の同僚から「生意気だ」「余計なことをするな」とネガティブな反応を受けたのです。

A:成果を出したにもかかわらず、ですか。

B:はい。当時の組織は、残念ながら「頑張った人が不当に評価される」ような側面がありました。この理不尽な経験から、自分が会社を創る際には「頑張った人が正当に評価される組織にしよう」と固く決意しました。それが、当社の根本的な考え方、いわば「憲法」になっています。

現場の細かなルールはマネージャーが決める「法律」ですが、その大元となる「憲法」で、挑戦する姿勢を否定することは決してありません。

個人の原体験が、組織全体の価値観を形成する上でいかに重要かを示すエピソードと言えるかもしれません。

成果とプロセス

AI時代における若手の役割

A:なるほど。代表ご自身の経験が、今の会社のDNAになっているのですね。特に、昨今ではAI技術が急速に普及していますが、この変化は若手社員にとってどのような意味を持つとお考えですか?

B:まさに、新卒1年目が最も輝ける時代だと思っています。私が社会人になった頃は、PCとメールが全社員に普及し始めた時代でした。当時、インターネットに詳しかった私が社内で優位に立てたように、今はAIツールを使いこなせる人が圧倒的に有利です。

A:経験年数が関係なくなると。

B:その通りです。むしろ、これまでのやり方に固執するベテランの経験が、変化の時代には「負債」になる可能性すらあります。新しい技術に明るい若手社員が、それをまだ学んでいない先輩社員に教える。そうした相互作用が、個人と組織の両方を成長させます。遠慮する必要はまったくありません。

心理的安全性の確保

A:とはいえ、若手にとっては心理的なハードルがあるかもしれません。どのように乗り越えれば良いでしょうか?

B:組織やチームの状況は常に変化しますから、完璧な環境を待つのではなく、「心理的安全性は自分自身で確保するものだ」と考えることが大切です。論理的に正しいと思うことであれば、自信を持って行動する。もし判断に迷うなら、私のような「憲法」を決める立場の者に直接相談すればいい。行動を起こすことで、必ず道は開けます。

結局のところ、自ら動かなければ何も変わらないという、ビジネスにおける普遍的な真理に行き着くのかもしれません。

今後の方向性

当社は今後も、AIなどの新技術を積極的に活用し、年次に関係なく挑戦できる環境を提供することで、変化の時代をリードしていきます。

A:最後に、これからの新卒・若手社員に期待することを教えてください。

B:とにかく、遠慮せずに活動してほしい。これに尽きます。当社は、その挑戦を全力でサポートし、評価する準備ができています。新しい視点やスキルを持った皆さんが、会社の未来を、そして社会をより面白くしてくれると信じています。皆さんのユニークなアイデアや情報発信が、新たな価値を生み出すきっかけになることを大いに期待しています。

代表の言葉は、変化を恐れずに行動することの重要性を改めて私たちに示唆してくれました。

まとめ

今回のインタビューを通じて、当社の「挑戦を評価する文化」が、代表自身のリアルな原体験に基づいていることが明らかになりました。AIの台頭により、経験の差がリセットされつつある現代において、新卒や若手社員が持つ新しい視点やスキルは、組織にとってかけがえのない財産です。失敗を恐れずに「良いと思ったらやる」という姿勢こそが、個人の成長と企業の発展を加速させる原動力となるでしょう。

この記事を読んだあなたが、もし挑戦できる環境を探しているのであれば、当社の文化は非常にフィットするかもしれません。

 

執筆者:株式会社ライトアップ 西村果林
社会人3年目。 AIサービスの企画・運営を担当し、「ハチドリHR」「つばめりード」の開発に携わっています。
SaaSチームのリーダーとして、 技術と現場運用の両方をつなぐ役割を担い、 外部エンジニアとの調整、機能設計、社内の自動化構築を進めています。

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西村

西村

社会人3年目。 AIサービスの企画・運営を担当し、「ハチドリHR」「つばめりード」の開発に携わっています。 SaaSチームのリーダーとして、 技術と現場運用の両方をつなぐ役割を担い、 外部エンジニアとの調整、機能設計、社内の自動化構築を進めています。 主な領域は以下の4つ。 ・AIサービスの企画・改善 ・開発チームとの連携/ディレクション ・業務効率化のワークフロー設計 ・導入企業のサポート “使いやすく、確実に成果につながるAI”を軸に、中小企業の業務改善・採用DXを推進しています。

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