中小企業のDXを「AIエージェント」で加速させる——株式会社ライトアップ・AIコンサルティング局の挑戦

読了時間: 10分

渋谷・桜丘町から日本中の中小企業へ、AIという「最強の助手」を届ける。株式会社ライトアップの「AIコンサルティング局」は、今や単なるシステム導入支援の枠を超え、実務に直結する**「AIエージェント群」**を量産するイノベーション拠点へと変貌を遂げています。

同局の立ち上げから、現在提供されている具体的なサービスラインナップまで、その全貌を詳述します。


中小企業の「勝てるAI」を実装する——ライトアップ AIコンサルティング局の挑戦

1. 創設の背景:泥臭い「実験」から生まれた確信

2023年9月、AIコンサルティング局は代表・白石崇氏の直轄組織として始動しました。「変化の時代はトップダウンの機動力が全て」という経営判断のもと、まだ答えのないAI活用領域に真っ先に飛び込んだのです。

その象徴が、わずか20分で構築された営業支援AI**「たける(武尊)」**です。白石氏の営業ノウハウを学習させたこのAIは、導入初日に2,000万円の受注をアシストし、成約率を25%から35%へと引き上げました。この「AIが人間を凌駕する」という強烈な成功体験が、同局の全てのサービスの原点となっています。

2. 独自の開発体制:300名の「外部ブレイン」と非エンジニアの融合

同局の強みは、開発の「速さ」と「多様性」にあります。自社でエンジニアを抱え込む旧来のスタイルではなく、300名を超える感度の高い個人エンジニアとネットワークを構築。

「同一案件を3名のエンジニアに同時発注し、最も成果の出たものを採用する」といった、確実性とスピードを両立させる独自の手法を確立しました。さらに、プログラミング知識のない文系社員がChatGPTを駆使して自ら業務ツール(GAS等)を開発する文化が根付いており、**「現場の痛みがわかる人間がAIを作る」**という、実用性に特化した体制を敷いています。


3. 実践型AIサービス:業務を完結させる「エージェント」たち

現在、同局が展開しているのは、単なる「ツール」ではありません。特定の業務を完結まで導く「AIエージェント」です。

営業・広報の自動化ライン
Lシンク
ユーザー本人の思考プロセスや営業スタイルを学習したAIが、公式LINE上で24時間365日、本人に代わって即時対応を行います。トップ営業の質を落とさず、深夜や休日でも「即レス」による機会損失を防ぎます。

名刺フォローAI
交換した名刺を撮影して送信するだけで、翌日から最大10年先までAIが自動でフォローアップを継続。属人的になりがちな紹介営業の管理を仕組み化し、成功率を最大化させます。

営業リスト作成AI
毎日2〜4時間を要する「ターゲット調査・収集・初回メール送信」の工程をAIが完全自動化。攻めの営業活動における単純作業をゼロにし、人間を商談という本質的な業務に集中させます。

社長コピーAI
経営者の経歴・想い・信頼感をAIが継承。営業・広報・採用の全領域で、トップの熱量をそのままに24時間発信し続ける「社長の分身」を実現します。

つばめリード
AIが企業サイトの問い合わせフォームへ戦略的にアプローチ。人の手を介さず、ターゲット層へダイレクトにメッセージを届け、効率的に新規顧客を獲得します。

採用・店舗・経営の最適化ライン
ハチドリHR
求める人材要件に合わせて、求人票の作成から出稿までを完全自動化。採用担当者の工数を最小限に抑えつつ、AIの客観的なデータに基づいたマッチング精度向上を目指します。

MEO自動運用AI
Googleマップ等の投稿作成、口コミへの返信、プロフィールの最適化をすべてAIが代行。運用の手間を一切排除しながら、店舗の集客力を底上げします。

AI経営スタートパス
「AIを何から始めればいいか分からない」という経営者向けの導入研修プログラム。学びを得るだけでなく、そのプロセスが助成金等の活用による将来の導入資金に直結する、同社ならではの支援スキームです。


4. 展望:AIが「経営のスタンダード」になる未来へ

ライトアップが提唱するのは、AIを単なる効率化ツールとしてではなく、**「利益を生む新たな社員(AIエージェント)」**として迎え入れる経営スタイルです。

「一番やりたくない業務、一番時間がかかる業務」をAIに任せ、人間は人間にしかできない創造的な仕事にシフトする。渋谷のAIコンサルティング局が作り出しているのは、単なるシステムではなく、**「日本の企業の新しい働き方」**そのものなのです。

西村

西村

社会人3年目。 AIサービスの企画・運営を担当し、「ハチドリHR」「つばめりード」の開発に携わっています。 SaaSチームのリーダーとして、 技術と現場運用の両方をつなぐ役割を担い、 外部エンジニアとの調整、機能設計、社内の自動化構築を進めています。 主な領域は以下の4つ。 ・AIサービスの企画・改善 ・開発チームとの連携/ディレクション ・業務効率化のワークフロー設計 ・導入企業のサポート “使いやすく、確実に成果につながるAI”を軸に、中小企業の業務改善・採用DXを推進しています。

関連記事

成約率が10%アップ!? 新卒社員・江田が潜入してわかった、AIセールスチーム「最強の相棒・タケル」の正体

入社して1ヶ月。渋谷にある株式会社ライトアップの新卒社員、江田です! 「ライトアップって、めちゃくちゃAI使ってるな……」と圧倒される毎日を過ごしていますが、今回はその核心部に潜入してきました。白石さん直轄で、日本の営業 […]

西村

【vol.1】「AIが編集部になる時代」──ハチドリOM誕生秘話

【登場人物紹介】 西村果林:株式会社ライトアップ AI企画部リーダー(社会人3年目)。社内AI施策の旗振り役。 白石 崇:株式会社ライトアップ 代表取締役。2002年の創業以来、企業のメールマーケティングやオウンドメディ […]

西村

【vol.2】「AIの稼働は無限大」──10人の会社が毎月1000本の記事を出せる理由

【登場人物紹介】西村果林:ライトアップ AI企画部リーダー。現場目線で導入の“リアル”を聞き出す。 白石 崇:株式会社ライトアップ 代表取締役。2002年の創業以来、企業のメールマーケティングやオウンドメディア支援を手が […]

西村

【vol.3】AIが3人分の編集部になる──品質も自動で守る仕組み

【登場人物紹介】西村果林:ライトアップ AI企画部リーダー。品質と運用の両立に関心を持つ。白石 崇(Taka):ライトアップ代表。AIを“人間の編集部”のように働かせる仕組みを設計。 西村:前回は、AIの「稼働は無限大」 […]

西村